粥のこ汁(読み)かゆのこしる

日本大百科全書(ニッポニカ)「粥のこ汁」の解説

粥のこ汁
かゆのこしる

宮城県の郷土料理。正月7日の七草(ななくさ)粥には7種の春の草を入れるが、実際には7種ではなくナズナかセリにダイコンを加える程度である。粥のこ汁は、この地方の七草粥であるが、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、凍り豆腐などを1センチメートル角の賽(さい)の目に切り、鍋(なべ)に入れて柔らかくなるまで煮てからみそを加え、普通のみそ汁と同じように仕立てる。年越に用いた大豆を加えることもあるし、家によってはセリを加える。

[多田鉄之助]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android