粧飾(読み)ショウショク

デジタル大辞泉 「粧飾」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょく〔シヤウ‐〕【粧飾】

[名](スル)美しくよそおうこと。飾ること。装飾
期日に至り散士盛服―して車を駆り」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「粧飾」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょくシャウ‥【粧飾】

  1. 〘 名詞 〙 よそおい飾ること。美しく飾ること。
    1. [初出の実例]「今日曝無物、腹無書、裏無、以此一匹餝此節云」(出典:惺窩文集(1627頃)四・与玄同)
    2. 「さらに言語を粧飾するものあり」(出典:彼日氏教授論(1876)〈ファン=カステール訳〉一三)
    3. [その他の文献]〔晉書‐石季龍載記・上〕

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普及版 字通 「粧飾」の読み・字形・画数・意味

【粧飾】しよう(しやう)しよく

化粧して飾る。〔晋書、石季竜載記上〕(子の色、驕恣(けうし)無、~或いは夜宮臣の家に出で、其の妻妾す。宮人の美淑なるを粧して、首を斬り血を洗ひ、盤上に置き、傳へて共に之れをる。

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