精励恪勤(読み)セイレイカッキン

デジタル大辞泉 「精励恪勤」の意味・読み・例文・類語

せいれい‐かっきん〔‐カクキン〕【精励×恪勤】

仕事などにまじめに励むこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「精励恪勤」の意味・読み・例文・類語

せいれい‐かっきん‥カクキン【精励恪勤】

  1. 〘 名詞 〙 任務職務などに一所懸命につとめはげむこと。
    1. [初出の実例]「起きてるよ。精励恪勤(セイレイカクキン)さ」(出典:なめくぢ横丁(1949)〈尾崎一雄〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「精励恪勤」の解説

精励恪勤

任務や職務などに一所懸命につとめはげむこと。

[活用] ―な・―の。

[使用例] だからたとえば精励恪勤能吏という生活は、鷗外の場合ニヒリストたる必須の一要件だったのである[高橋義孝森鷗外|1954]

[使用例] 除隊になっても就職のあてがないので、篠田は精励恪勤、上等兵となり、憲兵試験に合格するため、耐えがたい試煉にもたえた[中山義秀*二・二六事件の挿話|1960]

[解説] 「精励」は仕事に励むこと。「恪」は慎む意で、「恪勤」は忠実に、慎んで勤めること、怠らずに勤めること。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android