精進膾(読み)ショウジンナマス

デジタル大辞泉 「精進膾」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐なます〔シヤウジン‐〕【精進×膾】

魚介類を用いないで、野菜果物材料にしてつくったなます

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精選版 日本国語大辞典 「精進膾」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐なますシャウジン‥【精進膾】

  1. 〘 名詞 〙 魚類を用いないで、大根人参など野菜類で作ったなます。
    1. [初出の実例]「不断は精進膾(シャウジンナマス)、あるにまかせて魚鳥もあまさず」(出典浮世草子懐硯(1687)一)

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世界大百科事典(旧版)内の精進膾の言及

【宗因】より

…法名は実省院円斎宗因居士。追善集に秋風編《打曇砥(うちぐもりと)》(1682),西鶴編《精進膾(しようじんなます)》(1683)がある。〈里人の渡り候ふか橋の霜〉(《境海草》)。…

※「精進膾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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