日本歴史地名大系 「紀和町」の解説 紀和町きわちよう 三重県:南牟婁郡紀和町面積:一一二・九七平方キロ郡の西北部に位置し、東は御浜(みはま)町、東南は紀宝(きほう)町、北は熊野市に接し、西は熊野川、北西は北山川を隔てて和歌山県・奈良県に面する。支流河川に恵まれ、北より小松(こまつ)川(川畑川)・古知谷(こちだに)川・入鹿(いるか)川(板屋川)・湯(ゆ)ノ谷(たに)川・半谷(はんたに)川が北山川に注ぎ、楊枝(ようじ)川・天瀬(あまがせ)川・立間戸谷(たつまどだに)川が熊野川に注ぎ、集落は入鹿川・楊枝川沿いに点在する山村である。明治二二年(一八八九)の町村制施行により入鹿村・上川(かみかわ)村・西山(にしやま)村となった。昭和三〇年(一九五五)入鹿村・上川村・西山村が合併し紀和町となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by