紅螺(読み)こうら

精選版 日本国語大辞典 「紅螺」の意味・読み・例文・類語

こう‐ら【紅螺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貝「あかにし(赤螺)」の異名
  3. あかにしの貝殻で作ったさかずき。転じて、さかずき。
    1. [初出の実例]「勧紅螺而緩愁、染紫毫以写思」(出典本朝文粋(1060頃)九・於鴻臚館餞北客帰郷詩序〈紀在昌〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐代書詩一百韻・寄微之詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「紅螺」の読み・字形・画数・意味

【紅螺】こうら

赤いたにし。

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