紅返し(読み)モミガエシ

精選版 日本国語大辞典 「紅返し」の意味・読み・例文・類語

もみ‐がえし‥がへし【紅返】

  1. 〘 名詞 〙 衣服で、紅色の裏地を吹き返したもの。紅裏(もみうら)の吹き返し。べにがえし。
    1. [初出の実例]「紅(モミ)がへしの下着に箔形の白小袖をかさね」(出典浮世草子好色一代女(1686)一)

べに‐がえし‥がへし【紅返】

  1. 〘 名詞 〙 女の着物などで、袖口(そでぐち)、裾(すそ)から衽(おくみ)にかけた部分などの裏に紅色の布をつけ、表に折り返して見えるようにしたもの。衣服の紅色の引き返し。もみがえし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む