納受(読み)ノウジュ

デジタル大辞泉 「納受」の意味・読み・例文・類語

のう‐じゅ〔ナフ‐〕【納受】

[名](スル)
金銭・物品などを受け取りおさめること。受納。「寄付納受する」
神仏が願いなどを聞き入れること。
天神も御―ない事はあるまい」〈虎明狂・連歌盗人

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精選版 日本国語大辞典 「納受」の意味・読み・例文・類語

のう‐じゅナフ‥【納受】

  1. 〘 名詞 〙 受けおさめること。また、聞き入れること。神仏が祈願を受け入れること。受納。のうじゅう。
    1. [初出の実例]「伏乞、大師、慈哀納受」(出典:性霊集‐一〇(1079)秋日奉賀僧正大師詩・序)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐定公元年〕

のう‐じゅうナフジウ【納受】

  1. 〘 名詞 〙のうじゅ(納受)
    1. [初出の実例]「此社に参て、千夜通夜して祈申旨ありき。其御納受(ナウジウ)に依て、備前国吉備津宮に仰て」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

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普及版 字通 「納受」の読み・字形・画数・意味

【納受】のうじゆ

受ける。

字通「納」の項目を見る

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