紙の博物館(読み)かみのはくぶつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紙の博物館
かみのはくぶつかん

紙に関する資料を保存し展示する博物館。1950年東京都北区堀船の王子製紙王子工場跡地に開館,1977年北区王子の飛鳥山公園内に移転。もと王子製紙(→王子ホールディングス)の明治5(1872)年創立以来の資料を保管していた紙業史料室であったが,製紙記念館に改められ,当初製紙博物館と称した。年数回,手すき和紙実演や江戸姉さまなどの紙人形の製作講習会も開かれている。

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日本の美術館・博物館INDEXの解説

かみのはくぶつかん 【紙の博物館】

東京都北区にある産業博物館。昭和25年(1950)「製紙博物館」創立。同40年(1965)より現名称。旧王子製紙の収蔵資料をもとに開設。紙の製造工程の紹介や、製紙産業の歴史資料の展示を行う。
URL:http://www.papermuseum.jp/
住所:〒114-0002 東京都北区王子1-1-3
電話:03-3916-2320

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

紙の博物館
かみのはくぶつかん

和紙、洋紙、ならびに紙に関する文献や資料を豊富にそろえた博物館。東京都北区王子にある。とくに和紙に関しての資料が完備に近く、世界的にも高く評価されている。1950年(昭和25)に、王子製紙株式会社が苫小牧(とまこまい)製紙(現在の王子製紙)、十条製紙、本州製紙に3分割されたとき、同社発祥の地に財団法人製紙記念館が設立され、その後製紙博物館として整備され、65年に現在の名称に改められた。機関誌『百万塔』も55年から発行されている。[町田誠之]

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世界大百科事典内の紙の博物館の言及

【王子】より

…駅周辺にあった工場の多くは移転し,住宅団地へと変貌した。王子製紙の創業地跡地は世界でも珍しい紙の博物館(1950設立)となっている。【正井 泰夫】。…

※「紙の博物館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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