紛乱(読み)フンラン

デジタル大辞泉 「紛乱」の意味・読み・例文・類語

ふん‐らん【紛乱】

[名](スル)入りまぎれ乱れること。混乱
「彼は此の情緒はげしく―せるに際して」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「紛乱」の意味・読み・例文・類語

ふん‐らん【紛乱】

  1. 〘 名詞 〙 入りみだれること。また、秩序を失わせること。混乱。
    1. [初出の実例]「比姧盗逐利、私作濫鋳、紛乱公銭」(出典続日本紀‐和銅二年(709)正月壬午)
    2. 「秩序の紛乱することあれば」(出典:真理一斑(1884)〈植村正久〉五)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐趙策〕

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普及版 字通 「紛乱」の読み・字形・画数・意味

【紛乱】ふんらん

もつれ乱れる。〔戦国策、趙三〕原君~(すす)んで千金を以て魯の壽を爲す。魯笑つて曰く、天下の士に貴ぶは、人の爲に患を排し、を釋(と)き、亂を解きて、而も取る無きなり~と。

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