紫小灰蝶(読み)ムラサキシジミ

デジタル大辞泉 「紫小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐しじみ【紫小蝶】

シジミチョウ科のチョウ。はねの開張約3.5センチ。翅の中央部が金属光沢のある紫色。花に来ることは少ない幼虫カシ類の新芽を食べ、成虫で越冬する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紫小灰蝶」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐しじみ【紫小灰蝶】

  1. 〘 名詞 〙 シジミチョウ科のチョウ。はねの開張三五ミリメートル内外。表は紫色で光沢があり、周辺に黒い縁どりがあり、裏は灰暗褐色。関東以西に分布し、初夏から秋にかけて林内にみられる。幼虫はアラカシスダジイクヌギなどを食べる。国外では朝鮮に分布する。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「紫小灰蝶」の解説

紫小灰蝶 (ムラサキシジミ)

学名Narathura japonica
動物。シジミチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android