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経口抗真菌剤 けいこうこうしんきんやく

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家庭医学館の解説

けいこうこうしんきんやく【経口抗真菌剤】

 現在、白癬(はくせん)用の経口抗真菌薬(内服剤)にはグリセオフルビン、イトラコナゾール、テルビナフィンがあります。
 グリセオフルビンは皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)のみに有効です。菌の発育を抑制しますが、殺すわけではありませんから、角質(かくしつ)や爪(つめ)、毛が生えかわって菌がいなくなるまで内服する必要があります(頭部浅在性白癬(とうぶせんざいせいはくせん)で約2か月、爪白癬(つめはくせん)では半年~1年以上使用します)。
 頭痛、胃腸障害、肝障害、白血球(はっけっきゅう)減少、光線過敏症などの副作用があり、定期的に肝臓や血液を検査する必要があります。また催奇形性さいきけいせい)もあるため、妊婦や妊娠の可能性のある女性には使用できません。
 イトラコナゾールとテルビナフィンは皮膚糸状菌をはじめ、いろいろな真菌に有効です。角質に入りやすく、そこに長く留まるため、グリセオフルビンよりも短期間の内服ですむことが多いようです。副作用には胃腸障害、肝障害などがあり、やはり定期的な血液検査が必要です。さらに、イトラコナゾールはいっしょに内服すると副作用をおこしやすい薬がいくつかあるため、現在内服中の薬を医師に示すことがたいせつです。また別の病気で診察を受ける場合、この薬を内服中であることを伝えなくてはいけません。

出典|小学館
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