綱麻(読み)ツナソ

デジタル大辞泉 「綱麻」の意味・読み・例文・類語

つな‐そ【綱麻】

アオイ科一年草。高さ約1メートル。葉は長卵形で先がとがり、葉の付け根に黄色い小花をつける。茎からジュートとよばれる繊維をとり、コーヒー豆などを入れる袋を作る。インド原産黄麻おうま。いちび。インドあさ。こうま。

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精選版 日本国語大辞典 「綱麻」の意味・読み・例文・類語

つな‐そ【綱麻】

  1. 〘 名詞 〙 シナノキ科の一年草。インド原産で、畑に栽培される。高さ約一メートル。葉は互生して柄をもち、長楕円形で長さ五~一〇センチメートル、先はとがり縁は鋸歯(きょし)状で基部に一対の尾状の突起がある。托葉は針状。夏から秋にかけ、葉腋に小さい黄色い五弁花が数個集まってつく。果実は球状で瘤(こぶ)状のしわがある。茎の繊維をジュートといい、敷物穀物を入れる袋をつくる。漢名、黄麻。いちび。インドあさ。《 季語・夏 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「綱麻」の解説

綱麻 (ツナソ)

学名Corchorus capsularis
植物。シナノキ科の一年草

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