緋寒桜(読み)ヒカンザクラ

デジタル大辞泉 「緋寒桜」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かんざくら【×緋寒桜】

バラ科の落葉低木。1~3月ごろ、葉より先に、濃紅色の花が半開きに下を向いて咲く。関東地方以南で庭などに植える。元日桜寒緋かんひ桜。緋桜。

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精選版 日本国語大辞典 「緋寒桜」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かんざくら【緋寒桜】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉小高木。沖縄台湾、中国南部に自生し、暖地に観賞用として栽植される。高さ六~七メートル。葉は長さ約一〇センチメートルの楕円形で、縁に二重の鋸歯(きょし)がある。三月初旬頃から、葉に先だって緋紅色の花が下向きに咲く。花弁は半開して鐘状となる。ひざくら。かんひざくら。がんじつざくら。《 季語・冬 》

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「緋寒桜」の解説

ひかんざくら【緋寒桜】

鹿児島黒糖焼酎。酒名は、奄美大島を代表する桜で、蔵の近くの並木にもなっている緋寒桜にちなみ命名素焼きの甕壺で仕込んだ醪(もろみ)を常圧で蒸留する。原料黒糖、米麹。アルコール度数25%。蔵元の「大島食糧」は昭和25年(1950)創業。ホテル経営も手がける。酒造所の所在地は奄美市名瀬小浜町。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「緋寒桜」の解説

緋寒桜 (ヒカンザクラ)

学名Prunus campanulata
植物。バラ科の落葉小高木

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