ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「罪の文化」の意味・わかりやすい解説
罪の文化
つみのぶんか
guilt culture
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[〈恥の文化〉論]
日本の文化の基本的特徴を最初に指摘したのは,アメリカ文化人類学者,R.ベネディクトであった。ベネディクトは,その著《菊と刀》の中で,日本文化の型を,欧米の〈罪の文化guilt culture〉と対比して〈恥の文化shame culture〉だと断定した。両者の違いは,行為に対する規範的規制の源泉が,内なる自己(良心)にあるか,それとも自己の外側(世評とか知人からの嘲笑(ちようしよう))にあるかに基づいている。…
※「罪の文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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