群集生態学(読み)グンシュウセイタイガク(その他表記)community ecology; synecology

関連語 糸魚川 名詞

精選版 日本国語大辞典 「群集生態学」の意味・読み・例文・類語

ぐんしゅう‐せいたいがくグンシフ‥【群集生態学】

  1. 〘 名詞 〙 生態学の一分科。植物群落動物群集の総合である生物群集、および生物群集と環境との相互関係を研究の対象とする。群生態学、生物群集学、生物生態学ともいう。

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最新 地学事典 「群集生態学」の解説

ぐんしゅうせいたいがく
群集生態学

synecology ,biocoenology ,community ecology

生物群集を研究対象とする生態学の一分野。群生態学とも。個体生態学と対応。C.Schröter et al.(1896,1902)命名。生物群集の生態と環境との関係,ある環境のもとでの生物の相互作用・遷移分布などを扱う。D.V.Ager(1963)は古生態学に,化石群集と古環境を扱う分野として群集古生態学(palaeosynecology)を区別

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参照項目:個体生態学

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「群集生態学」の意味・わかりやすい解説

群集生態学
ぐんしゅうせいたいがく
community ecology; synecology

群集を対象としての生態学。すなわちある地域での生活集団から,1種だけの種を取上げて考える個体群生態学に対して,相互作用をもち合う諸種生物を包括して考察する。一つの地域的まとまりを考え,そこでの植物群落の遷移とか,動物,微生物も含めての物質エネルギーの流れとか,食物連鎖関係とか,個体数の変動関係とかを論じるのは,群集生態学的な研究の例となる。

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世界大百科事典(旧版)内の群集生態学の言及

【生態学】より

…植物群落については,その後まもなく,群落の自律的な時間的変化が注目され,この現象は遷移と呼ばれて新しい研究対象となった。そして群落を個体に対比して,群落の構造,群落の機能,群落の分類が研究されるべきであるとされ,群集生態学が提唱された。やがて,このような分野をヘッケルの定義した生態学と同じと見ることについて異論が出はじめ,生態学を〈生物集団を対象とする科学〉として定義し直した研究者もあったが,広く受け入れられるに至らなかった。…

※「群集生態学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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