義範(読み)ぎはん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義範」の解説

義範 ぎはん

1023-1088 平安時代中期-後期の僧。
治安(じあん)3年生まれ。肥後(熊本県)の人。山城(京都府)曼荼羅(まんだら)寺の仁海(にんがい)について真言密教をまなび,成尊(せいぞん)から灌頂(かんじょう)をうける。のち山城醍醐(だいご)寺に遍智院をひらく。応徳3年権少僧都(ごんのしょうそうず),東寺三長者。法験をもって知られ,白河天皇,堀河天皇の護持僧をつとめた。寛治(かんじ)2年閏(うるう)10月5日死去。66歳。通称は遍智院僧都。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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