新潟県の南部を貫流する川。信濃川(しなのがわ)の一支流。源を長野県境の天水(あまみず)山(1088メートル)に発し、北流して長岡市で本流に合流する。延長68.5キロメートル。上流は東頸城(ひがしくびき)傾動地塊の松之山(まつのやま)地滑り地帯を流れ、中流は厚い魚沼(うおぬま)層群を穿入(せんにゅう)蛇行して峡谷をなす。その下流には小国(おぐに)盆地の米どころが広がり、ここから長岡までは近世「小国船道(ふなどう)」とよばれた河川舟運も発達していた。県下有数の豪雪地で、雪と地形的制約から過疎僻村(へきそん)が多い。近年国道252号、253号がこの谷を横断して、僻地性も解消されつつある。
[山崎久雄]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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