老人性痴呆(読み)ロウジンセイチホウ

精選版 日本国語大辞典 「老人性痴呆」の意味・読み・例文・類語

ろうじんせい‐ちほうラウジン‥【老人性痴呆】

  1. 〘 名詞 〙 老年期になって脳が変性・萎縮するために、精神病のような症状を呈する状態。判断理解記憶計算などの知的機能の低下性格変化がみられ、普通の日常生活や社会関係が保てなくなる。脳の病変アルツハイマー病と同質。老年性痴呆。老人性痴呆症。
    1. [初出の実例]「記銘力障碍の原因は老人性痴呆、つまり耄碌か」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉三)

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改訂新版 世界大百科事典 「老人性痴呆」の意味・わかりやすい解説

老人性痴呆 (ろうじんせいちほう)
senile dementia

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世界大百科事典(旧版)内の老人性痴呆の言及

【老化】より

…しかし知的能力については,知的活動をどれだけ続けているかによって,個人差が大きい。脳の萎縮が進行し,変性を生じると起こるのが老年痴呆(ちほう)(老人性痴呆)である。このほか,脳血管障害による精神疾患をはじめ,老人の精神疾患の有病率は高い。…

※「老人性痴呆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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