精選版 日本国語大辞典 「考妣」の意味・読み・例文・類語 こう‐ひカウ‥【考妣】 〘 名詞 〙 父と母。特に死んだ父と母。「考」が亡父、「妣」が亡母。[初出の実例]「列祖精霊。一族朽骨。別則考妣。及以兄弟」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・浄妙寺塔供養咒願文〈大江以言〉)「考妣(コウヒ)の忌日たりといへども、尊前に香華をとらず」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一八)[その他の文献]〔書経‐舜典〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「考妣」の読み・字形・画数・意味 【考妣】こう(かう)ひ 父母。〔書、舜典〕二十載、(舜)乃ち(そらく)す。百姓、考妣を喪(うしな)ふが如し。三載、四(天下)のうち、を遏密(あつみつ)す。字通「考」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報