…高野聖は中世にあっては聖の代表のようにみられた。平安時代中期以後,高野山には隠遁して往生を期すものが増え,のち学侶・行人と対抗するにいたり,聖方(ひじりかた)といわれて高野山三方(さんかた)の一つとなった。高野聖は諸国を回り高野山信仰を広めたが,しだいに世俗的活動を行い,江戸時代には呉服を背負って行商に従事した。…
※「聖方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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