聖聰(読み)せいそう

精選版 日本国語大辞典 「聖聰」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう【聖聰】

  1. 〘 名詞 〙 天子明察。天子の聰明さ。
    1. [初出の実例]「聖聰索金声於芻蕘、訪華藤於朽」(出典性霊集‐四(835頃)進雑文表)
    2. [その他の文献]〔漢書‐谷永伝〕

しょうそうシャウソウ【聖聰】

  1. 室町初期の浄土宗の僧。鎮西派正統第八祖。字(あざな)は酉誉(ゆうよ)。号は大蓮社。下総国千葉県)の生まれ。郷里の真言宗寺院で出家したが、二〇歳のとき聖冏(しょうげい)門下となった。増上寺開山著書に「当麻曼荼羅疏」「三経直談要註記」など。貞治五~永享一二年(一三六六‐一四四〇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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