明察(読み)メイサツ

デジタル大辞泉 「明察」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「明察」の意味・読み・例文・類語

めい‐さつ【明察】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はっきりと事情・事態を推察すること。よく真相を見抜くこと。
    1. [初出の実例]「十一曰、明察功過、賞罰必当」(出典:十七箇条憲法(604))
    2. 「誠に是非明察に、善悪無二におはします故なり」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公六年〕
  3. 相手を敬って、その推察をいう語。「御明察、恐れ入ります」

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普及版 字通 「明察」の読み・字形・画数・意味

【明察】めいさつ

明らかに見ぬく。〔韓非子孤憤〕智の士は、必ず見にして察なり。察ならずんば、私を燭(てら)すこと能はず。

字通「明」の項目を見る

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