日本歴史地名大系 「胆振道」の解説
胆振道
いぶりどう
- 北海道:後志支庁
- 胆振道
近世の内陸横断道路。東地ヲシャマンベからクロマツナイを経て西地ヲタスツ場所のウショロに至る道。年々和人地の鰊漁が不漁になるにつれ、一九世紀初め頃西地北側への追鰊漁が盛んになり、シママコマキ、スッツ、ウタス、イソヤ、イワナイや
幕府が蝦夷地を再び直轄地とすると、一八五六年(安政三年)クロマツナイに車馬の通じる新道を建設することになった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報