背誦(読み)はいしょう

精選版 日本国語大辞典 「背誦」の意味・読み・例文・類語

はい‐しょう【背誦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「誦」の漢音 ) 書物などを暗記していてそらよみすること。そらんずること。暗誦
    1. [初出の実例]「奴僕皆克背誦」(出典:空華日用工夫略集‐応安四年(1371)正月一〇日)
    2. [その他の文献]〔楊基‐梁園飲酒歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「背誦」の読み・字形・画数・意味

【背誦】はいしよう

誦。〔三国志、魏、王粲伝〕初め粲、人と共に行き、邊のを讀む。人問うて曰く、(けい)能く闇誦するかと。曰く、能くすと。因りて背して之れを誦せしむるに、一字をも失はず。

字通「背」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android