胴縁(読み)ドウブチ

デジタル大辞泉 「胴縁」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぶち【胴縁】

板塀竹垣の板や竹を取り付けるため、柱と柱との間に水平に渡した材。
壁に羽目板ボードを取り付けるため、柱・間柱まばしらに渡した水平材。

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精選版 日本国語大辞典 「胴縁」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぶち【胴縁】

  1. 〘 名詞 〙 建物や塀の、柱と柱との間に水平に渡した材。竪羽目を取り付けるためのもの。
    1. [初出の実例]「覗窓はしら組本組にして、胴縁はめ」(出典:石組園生八重垣伝(1827)上)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「胴縁」の意味・わかりやすい解説

胴縁
どうぶち

羽目板やボードを取り付けるために、柱に渡して横に打ち付けた木または竹の水平材。木造建築鉄骨造では、柱や間柱(まばしら)に取り付けるが、とくに前者では、柱や間柱に切り込みをつけて胴縁と柱の面(つら)をそろえることが多い。コンクリート壁やれんが壁では、あらかじめ木(もく)れんがを埋め込んでおいて、これに取り付ける。垣において、親柱(おやばしら)や間柱に渡す水平の材をさす場合もある。

中村 仁]

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百科事典マイペディア 「胴縁」の意味・わかりやすい解説

胴縁【どうぶち】

板壁,板塀(いたべい),竹垣などの板や竹を取り付けるために柱に横へ打ち付けた幅の狭い水平材をいう。また羽目板,石綿板,金属板などを用いる場合,それを釘(くぎ)止めにする横木をもいう。

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リフォーム用語集 「胴縁」の解説

胴縁

壁に合板やボードなどを張る際に、それらを留めつけるための下地材。たて胴縁と横胴縁があり、一般には33cmから45cm程度の間隔で取り付けられる。

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