能海寛(読み)のうみ ゆたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「能海寛」の解説

能海寛 のうみ-ゆたか

1868-1901 明治時代宗教家,探検家。
慶応4年5月18日生まれ。12歳で得度し,慶応義塾,哲学館(現東洋大)などでまなぶ。チベット仏教調査のため梵語(ぼんご)・中国語を修得し,日本人ではじめてチベット潜入をこころみる。明治32年と33年に挑戦するが,首都ラサにははいれず,34年12月中国雲南省奥地で死去。34歳。石見(いわみ)(島根県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android