脊椎炎(読み)セキツイエン

デジタル大辞泉 「脊椎炎」の意味・読み・例文・類語

せきつい‐えん【脊椎炎】

脊椎に起こる炎症多く脊椎カリエスとよばれる結核性の炎症であるが、化膿菌かのうきんによって起こるものもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脊椎炎」の意味・読み・例文・類語

せきつい‐えん【脊椎炎】

〘名〙 脊椎骨の炎症。多くは結核性で、肺の結核病巣から血液の中に菌が流れ出し、骨髄に達して骨結核を起こす。特に腰椎胸椎がおかされやすく、神経痛運動麻痺(まひ)などの症状が現われ、また、脊柱周囲膿瘍ができ、皮膚の外に膿汁を排泄する。結核性の場合だけを脊椎カリエスという。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android