腕山
かいなやま
徳島県西部、三好(みよし)市西祖谷山(にしいややま)村にある山。標高1333メートル。1150メートル以上は緩傾斜をなし、幅400メートル、長さ4キロメートルのススキの原が広がる。1959年(昭和34)より県営放牧場となり、乳牛を委託飼育。北側の尾根はスキー場として利用される。剣山(つるぎさん)国定公園の一部。腕山北東の水ノ口峠(1110メートル)は井内谷(いのうちだに)から祖谷への旧道である。
[高木秀樹]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の腕山の言及
【井川[町]】より
…農業が中心で米,茶などの栽培のほか,畜産が盛んである。南端の腕(かいな)山は四国では数少ないスキー場として有名。吉野川の美濃田の淵は結晶片岩の奇岩,怪石の景勝地として知られ,三ッ石城跡は南北朝期に新田義治の築城と伝えられる。…
※「腕山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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