精選版 日本国語大辞典 「膜拝」の意味・読み・例文・類語 も‐はい【膜拝】 〘 名詞 〙 両手をあげ、地に伏して拝すること。また、その礼式。[初出の実例]「月下嵐前膜拝思、当来現世利生心」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)七・熊野路次滝尻宿即事〈藤原通憲〉)「却りて膜拝(モハイ)せんと欲せしむるものなり」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉古祠、瞽女)[その他の文献]〔穆天子伝‐巻二〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「膜拝」の読み・字形・画数・意味 【膜拝】もはい 長して拝する。〔穆天子伝、二、膜拝、郭璞注〕今の胡人、佛に禮するに、手を擧げて頭に加へ、南拜とするは、ち此のなり。字通「膜」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報