…冬の北西の季節風の強く吹くときこの地域から出火すると,大火となって,江戸城に火が及ぶ危険が大だったからである。実際に消火に従事したのは臥煙(がえん)とよばれる火消人足で,平生は火消屋敷内の臥煙部屋とよばれる大部屋に起居し,夜寝るときは細い丸太棒を枕とし,火災の知らせを受けた不寝番が丸太棒の端を槌でたたいて起こしたという。気が荒く,全身に刺青をしたり,ばくちをしたり,銭緡(ぜにさし)の押売りをしたりする無頼の徒が少なくなく,町火消と反目することも多かった。…
※「臥煙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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