自分史(読み)ジブンシ

デジタル大辞泉 「自分史」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐し【自分史】

自分自身歴史著名人などの自叙伝立志伝に対し、世間一般の人が自分半生について振り返り、まとめたものをさすことが多い。

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精選版 日本国語大辞典 「自分史」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐し【自分史】

  1. 〘 名詞 〙 自分自身の歴史。特に、自分のこれまでの人生をつづり、本にまとめたものをいう。著名人の書く自伝・自叙伝に対して、庶民の個人史という意味合いで用いられ、昭和末期ごろからブームとなった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自分史」の意味・わかりやすい解説

自分史
じぶんし

1975年に歴史家色川大吉が『ある昭和史-自分史の試み』を発表して以来,人間それぞれに特有の個人レベルでの歴史を意味する。近年「自分史」を書く中高齢者が増え続け,原稿執筆のためのガイド本が売り出され,原稿の書き方を教えるカルチャー講座も出現し,「自分史」の出版がブームとなった。これをうけて出版社自費出版サービスを始め,大手出版社も専門子会社を設立して「自分史」の自費出版に力を注いでいる。

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