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自然史 シゼンシ

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デジタル大辞泉の解説

しぜん‐し【自然史】

人類発生以前の自然界、または人間以外の自然界の発展の歴史。自然界を人間の存在に関係あるものとして、歴史的な意味を与える考え方による概念。
マルクス主義で、自然を弁証法的に発展するものとして歴史的にとらえる概念。社会の発展も人間の意志や意識から独立した法則によって発展する自然史的過程として理解される。

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大辞林 第三版の解説

しぜんし【自然史】

〘哲〙 〔ドイツ Naturgeschichte〕 弁証法的に発展する自然を歴史的にとらえるマルクス主義の概念。自然は意識や意志の外に独立して存在し、社会の発展も同様な自然史的過程であるとされる。
〔natural history〕 博物学。ナチュラル-ヒストリー。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の自然史の言及

【自然誌】より

…自然誌は〈自然について誌したもの〉という意味であるが,中国では誌を〈志〉とも書き,《漢書》以来〈天文志〉〈地理志〉〈食貨志〉などと呼ばれていた。〈自然史〉と訳されることもあるが,ここでのhistoryはstoryと同じ〈物語〉の意で,自然を歴史的に扱った自然史は18世紀までなかった。 このように人類が獲得してきた知識を集大成することは,農業をはじめとする産業や医療さらに行政に有用なので,世界のどこでも文明が一くぎりついたところで成立し,次の時代へと伝えられた。…

【博物学】より

…自然史,自然誌とも訳される。元来は,主として天然に存在する多様な動物,植物,鉱物(つまり自然物)の種類,性質,分布などの記載とその整理分類の学であった。…

※「自然史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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