舌頭(読み)ゼットウ

精選版 日本国語大辞典 「舌頭」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐とう【舌頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 舌の先。舌端。舌尖(ぜっせん)。〔いろは字(1559)〕
    1. [初出の実例]「三寸の舌頭にて一世を震動せしむる豪傑でも」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
  3. ことば。言いまわし。弁舌。舌尖(ぜっせん)
    1. [初出の実例]「しかもかくのごとくいふとも、なんぢが舌頭にあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏向上事)
    2. 「茂光忠重に狷(ねたま)れ給ひしかば、終に佞人の舌頭(ゼットウ)に係られて」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む