芝草(読み)シソウ

デジタル大辞泉 「芝草」の意味・読み・例文・類語

し‐そう〔‐サウ〕【▽芝草】

1 マンネンタケの別名。
「俗くにひと、―といふことを知らずして、みだりに菌たけと言へるか」〈皇極紀〉
2 しばくさ。しば。〈日葡〉

しば‐くさ【芝草】

「芝」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「芝草」の意味・読み・例文・類語

し‐そう‥サウ【芝草】

  1. 〘 名詞 〙 きのこの一種で、瑞相(ずいそう)をあらわすとされた草。万年茸(まんねんだけ)。幸茸(さいわいたけ)。
    1. [初出の実例]「押坂直と童子とに、菌羹(たけのあつもの)を喫(く)へるに由りて、病無くして寿し。或人の云はく、盖し、俗(くにひと)、芝草(シサウ)といふことを知らずして妄に菌(たけ)と言(い)へるか」(出典:日本書紀(720)皇極三年三月(岩崎本室町時代訓))

しば‐くさ【芝草】

  1. 〘 名詞 〙 =しば(芝)
    1. [初出の実例]「若有下百姓採二柴草一者上。仍奪二其器一。令二大辛苦一」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)三月丁巳)
    2. 「立ちかはり古き京となりぬれば道の志婆草(シバくさ)長く生ひにけり」(出典:万葉集(8C後)六・一〇四八)

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世界大百科事典(旧版)内の芝草の言及

【芝生】より

…本来丈の低い葉の密生した植物が一面に生じている場所をいうが,現在は芝生用植物(芝または草の場合は芝草ともいう)を観賞,修景,スポーツ,レクリエーション,地表面保護などの目的で低く群生するようにつくられた場所を指している。
[利用の歴史]
 最初の利用についてははっきりしないが,草原がスポーツ,レクリエーション,地表面保護などに利用された例は古くからあったと考えられる。…

※「芝草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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