花潜(読み)ハナムグリ

デジタル大辞泉 「花潜」の意味・読み・例文・類語

はな‐むぐり【花潜】

ハナムグリ科の昆虫。体長16ミリくらい。背面緑色光沢はなく、白点が散在し、腹面は光沢のある銅色バラの花などに集まる。幼虫土中にすみ、腐植土を食べる。
甲虫目ハナムグリ科および近縁の昆虫の総称。体に微細な毛を密生花粉や蜜を餌とする。

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精選版 日本国語大辞典 「花潜」の意味・読み・例文・類語

はな‐むぐり【花潜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. コウチュウ目コガネムシ科のうちハナムグリ亜科に属する昆虫の総称。世界に約二五〇〇種あり、主に熱帯亜熱帯に分布し、美しい色彩をしているものが多い。花の蜜や花粉を食べにくるのでこの名がある。日本には約三〇種が分布する。《 季語・夏 》
  3. コガネムシ科の甲虫。体長一六ミリメートル内外。体は長方形で、背は緑色に白い小斑があり、腹には銅光沢がある。日本各地の山地に産し、セリ・キク類などの花に多く見られる。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花潜」の解説

花潜 (ハナムグリ)

学名Eucetonia pilifera
動物。コガネムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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