芽生生殖(読み)がせいせいしょく

精選版 日本国語大辞典 「芽生生殖」の意味・読み・例文・類語

がせい‐せいしょく【芽生生殖】

〘名〙 単細胞生物および下等後生動物にみられる無性生殖法の一つ個体一部から芽体を生じ、これが原個体と同様な形態となり分離独立する。

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デジタル大辞泉 「芽生生殖」の意味・読み・例文・類語

がせい‐せいしょく【芽生生殖】

無性生殖の一。母体上に小さな芽状の突起が生じて、しだいに大きくなって新個体となるもの。単細胞生物では酵母など、多細胞生物ではサンゴホヤなどにみられ、新固体が母体から離れなければ群体となる。出芽生殖。

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世界大百科事典(旧版)内の芽生生殖の言及

【出芽】より

…芽生生殖bud reproductionともいう。無性生殖の一つの型で,母体の一部が表面から突出し,突出部が発達して新個体となる増殖の方法。…

※「芽生生殖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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