デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「苗村千里」の解説 苗村千里 なえむら-ちり 1648-1716 江戸時代前期-中期の俳人。慶安元年生まれ。大和(奈良県)の人で,江戸浅草にすむ。松尾芭蕉(ばしょう)にまなび,「野ざらし紀行」の旅に同伴。芭蕉は千里の生家にたちよった。享保(きょうほう)元年7月18日死去。69歳。通称は粕屋甚四郎,油屋嘉右衛門。別号に日損者,損居士。号は知里ともかく。【格言など】新米や茶粥(ちやがゆ)喰ふて高まくら(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例