20世紀日本人名事典 「若杉鳥子」の解説 若杉 鳥子ワカスギ トリコ 大正・昭和期の歌人,小説家 生年明治25(1892)年12月25日 没年昭和12(1937)年12月18日 出生地東京・下谷 経歴東京・下谷に豪商の庶子として生まれる。茨木県古河の芸者置屋の養女となったが、家業を嫌って上京、中央新聞の記者となった。少女時代から小説家を志して「女子文壇」に投稿、横瀬夜雨に師事。大正14年「烈日」で認められプロレタリア女流作家の草分けとなった。「梁上の足」「古鏡」「帰郷」などの主要作と随想短歌を収めた遺稿集「帰郷」がある。平成11年詩歌集「一水塵」(林幸雄編)が刊行された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若杉鳥子」の解説 若杉鳥子 わかすぎ-とりこ 1892-1937 大正-昭和時代前期の小説家。明治25年12月25日生まれ。茨城県古河の芸者置屋の養女となるが,家業をきらって上京し「中央新聞」記者となる。大正14年「文芸戦線」に発表した「烈日」がみとめられ,女性プロレタリア作家の草分けとなった。昭和12年12月18日死去。46歳。東京出身。遺稿集に「帰郷」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by