英物(読み)えいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「英物」の意味・読み・例文・類語

えい‐ぶつ【英物】

  1. 〘 名詞 〙 人格才能などのすぐれた人。〔布令必用新撰字引(1869)〕
    1. [初出の実例]「文明開化の英物(ヱイブツ)」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓温伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「英物」の読み・字形・画数・意味

【英物】えいぶつ

傑物。〔晋書、桓温伝〕生まれて未だ一年)ならずして、太原之れを見て曰く、此の兒奇骨り。試みに(な)かしむべしと。其の聲を聞くにんで曰く、眞に物なりと。

字通「英」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android