茗荷谷山城跡(読み)みようがだにやまじようあと

日本歴史地名大系 「茗荷谷山城跡」の解説

茗荷谷山城跡
みようがだにやまじようあと

[現在地名]上市町大岩

大岩おおいわの東方にそびえるじようひら(標高四四六・三メートル、比高三〇〇メートル)にある。この山は非常に険しい山で、東西が急な崖で守られ、南北に延びる尾根沿いに郭や堀切が連続して設けられている。南端にある堀切から北端の堀切まで、その城域の長さは約一キロにも及ぶ長大なものである。山頂からの眺めもよく、新川平野から日本海までを見渡すことができる。土肥氏本城であった弓庄ゆみのしよう城跡眼下に望める。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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