草履打(読み)ゾウリウチ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「草履打」の意味・読み・例文・類語

ぞうり‐うちザウリ‥【草履打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎で、憎悪遺恨などのため、草履で相手を打つしぐさ。また、その場面。延宝八年(一六八〇)春、江戸市村座の「遊女論」で、不破伴左衛門名古屋山三郎を草履で打ったのが古く、浄瑠璃「加賀見山旧錦絵」の六つ目鶴が岡の段が名高い。
    1. [初出の実例]「他(ひと)の噂の草履打(ザウリウチ)、それを根葉にも思はずに」(出典人情本・春色辰巳園(1833‐35)四)
  3. 草履でぶたれることから転じて、他から侮辱されること。あなどりを受けること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む