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草津白根山
群馬県北西部の長野県との県境近くに位置する、白根山、逢ノ峰、本白根山などを中心に構成される山の総称。標高2,160メートル。白根山の山頂にある強酸性の火口湖「湯釜」は白濁したエメラルド色の美しさで知られ、観光名所として人気がある。国内の活火山のうち気象庁が特に観測を強化している常時観測火山の一つで、1970年代には火山ガスにより数名の死者が出たほか、83年に起こった水蒸気爆発では人頭大の噴石が周囲600~700メートルに放出、火山灰が約60キロメートル離れた渋川市まで飛散した。2007年に気象庁が噴火警戒レベルの発表を始めて以降は、14年に火山性地震が増加したことから噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)からレベル2(火口周辺規制)へと引き上げられ、湯釜火口から1キロメートルの範囲を立ち入り禁止にする措置が取られた。その後は火山活動が低下したとして17年6月にはレベル1に引き下げられたが、18年1月23日に本白根山の鏡池付近で噴火が確認され、さらに噴石が1キロメートル以上飛んでいることから、居住地域の近くまで重大な影響を及ぼすと予想される噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げられた。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の草津白根山の言及
【白根山】より
…栃木県日光市と群馬県利根郡片品(かたしな)村にまたがる火山。草津白根山と区別して日光白根山ともいい,奥白根山ともいう。標高は2578mで,関東以北の最高峰である。…
※「草津白根山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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