草薙の剣(読み)クサナギノツルギ

関連語 アマ 実例

精選版 日本国語大辞典 「草薙の剣」の意味・読み・例文・類語

くさなぎ【草薙】 の 剣(つるぎ・けん)

  1. 三種の神器の一つ。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、出雲国簸川(ひのかわ)上流で八岐大蛇(やまたのおろち)を切った時に、その尾から出たと伝えられる剣。日本武尊(やまとたけるのみこと)東征の時、これで草を薙ぎ払って火の難を逃れたところからこの名前がつき、後、熱田神宮にまつったといわれる。天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)草薙太刀。草薙。また、「くさ」は「臭し」の語幹、「なぎ」は古く蛇を表わす語で、獰猛な蛇から出現した剣の意であったものが、日本武尊の草薙伝説と結びついたとする説もある。
    1. [初出の実例]「草薙劔。此をば倶娑那伎能都留伎(クサナキノツルキ)と云ふ」(出典日本書紀(720)神代上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む