荒井顕道(読み)あらい あきみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒井顕道」の解説

荒井顕道 あらい-あきみち

1814-1862 江戸時代後期の武士
文化11年2月21日生まれ。幕臣。天保(てんぽう)10年家督をつぎ,陸奥(むつ)塙(はなわ)(福島県),甲斐(かい)(山梨県)市川などの代官をつとめた。嘉永(かえい)6年地方の法令慣例をあつめ「牧民金鑑」22巻をあらわした。文久2年8月11日死去。49歳。江戸出身。字(あざな)は慎士。通称は清兵衛。号は香宇,迂軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の荒井顕道の言及

【牧民金鑑】より

…江戸時代農政に関する法令集。22巻。1853年(嘉永6)成立。編者は幕府代官荒井清兵衛顕道(1814‐62)。地方(じかた)支配に精通していた編者が,後進の代官執務の便宜のために,長年にわたって収集した法令・書付・達書(たつしがき)・伺書(うかがいしよ)を,御代官心得,御取箇(おとりか),新田,検地など93項目に分類整理したもので,農政の実情を知るための好資料である。1935年滝川政次郎校訂で上下2冊本が刊行され,69年復刊。…

※「荒井顕道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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