荒戸山(読み)あらとやま

日本歴史地名大系 「荒戸山」の解説

荒戸山
あらとやま

現在の博多漁港の西方にある山。標高四八・七メートル。荒津あらつ山とも書く。現在は山と埋立地の荒津一―二丁目との間を東西に走る福岡都市高速道路の南側に位置するが、かつては博多湾に突き出していた。古代から当地一帯は荒津と称され、鎌倉期には山城石清水いわしみず八幡宮領荒津庄が成立している(→荒津・荒津庄。江戸時代はみなと町の北にあたり、福岡博多近隣古図では「荒戸山」と記される。「続風土記附録」に描かれた東照宮の図には「荒津山」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「荒戸山」の解説

荒戸山

(岡山県新見市哲多町田淵)
新見癒やしの名勝遺産指定の地域遺産。
標高761.8m。200万年前に噴出した火山山中には玄武岩柱状節理が露出する

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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