columnar joint
2方向以上の節理面が発達し,断面が多角形(多くは六角形)の柱状の岩塊を形成している節理をいう。玄武岩などの溶岩のほか,岩脈・岩床や火砕流堆積物の強溶結部でもしばしばみられ,柱の向きは冷却面に垂直。岩体表層の冷却時の体積収縮または発泡による内部の膨張によって形成されたと考えられる。板状節理より遅れて低温で形成され,節理面に分結物はみられない。兵庫県の玄武洞や北海道層雲峡の柱状節理は有名。柱状節理の間隔(spacing)は冷却速度と相関し,ゆっくり冷えれば間隔が大きくなると考えられている(Spry, 1962)。
執筆者:平野 昌繁・横田 修一郎・石渡 明
参照項目:板状節理
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…花コウ岩などの酸性深成岩類には互いにほぼ直交する3方向の節理が発達することが多く,これによって大きな立方体のブロックが生成される。火山岩岩脈や溶岩,溶結凝灰岩には,断面の形が六角形ないし三角形で長柱状をなす柱状節理が見られる。節理の伸長方向は冷却時の等温面に直交する。…
…平坦地では扇状地状に広がるが,そのときは溶岩流の中に樹枝状の流路が生じ,新鮮な溶岩が先端部へ補給されるようになる。固結した溶岩の断面にはしばしば多角柱状の冷却割れ目がみられ,柱状節理columnar jointと呼ばれる。溶岩が水底に噴出すると,水により急冷・破砕され,細粒岩片の集合体(ハイアロクラスタイト)になることが多いが,とくに高温の玄武岩質溶岩の場合は,楕円体の袋や筒の集合体からなる枕状溶岩が生じる。…
※「柱状節理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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