日本歴史地名大系 「荒針村」の解説
荒針村
あらはりむら
- 栃木県:宇都宮市
- 荒針村
東は
近世初期は宇都宮藩領。慶安郷帳に田方一千八一石余・畑方三八〇石余とある。元禄郷帳では高一千八〇五石余は旗本下枝・三枝・服部・谷・落合の五給。上荒針・中荒針・下荒針・東荒針などと四村に分けて記す史料もある。享保五年(一七二〇)の上荒針村の明細帳(渡辺クニ文書)では、旗本三枝重兵衛知行、高一千石、田方六七町一反余・畑方七七町四反余、家数一〇一(うち百姓七二・水呑二九)、男二八九・女二二九、馬数二六。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報