菅沼定敬(読み)すがぬま さだゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅沼定敬」の解説

菅沼定敬 すがぬま-さだゆき

?-1852* 江戸時代後期の歌人
幕臣書院番頭(ばんがしら)などをへて弘化(こうか)4年留守居格。天保(てんぽう)9年七夕の夜,一夜に100首をよんだという。海野幸典(ゆきのり),木村定良序文跋文(ばつぶん)付きで「七夕百首」として刊行嘉永(かえい)4年12月14日死去。通称は直七郎。歌集ほかに「ちよのかけ」「花百首詠草」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android