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菩薩面 ぼさつめん

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼさつめん【菩薩面】

行道面(ぎようどうめん)の一種。奈良時代に伝来した林邑楽(りんゆうがく)の《菩薩》,または唐代に流行した《菩薩蛮》曲が基であると考えられていた日本の舞楽の《菩薩》は,中世に絶えてしまったので,それが仮面をつけていたかどうか明確でないが,おそらくそれと関係のある行道に登場する菩薩は仮面を使用していた。12世紀には記録にも見え,遺品は各地に存在する。法会中の行道に用いられる場合と,迎講(むかえこう)(来迎会(らいごうえ))に用いられる場合とあるが,遺品の上からは区別しがたい。

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